繰り返し使える「リユース食器」の貸し出しを通じて、イベント等でのごみ削減に取り組むＮＰＯ法人Ｗａｖｅよこはま。鴨志田町に拠点を構える同法人は、近隣の社会福祉法人グリーンと連携し、食器の洗浄を通して障害のある人の社会参加も目指している。
障害者福祉施設を運営するグリーンでは、２０１５年から利用者が食器洗浄に参加。概ね月２回、最大２時間ほどを、職員を含め３〜４人で対応。丸３年が過ぎ、利用者にも作業の一つとして定着しているという。「すごく丁寧に集中して洗ってくれるので助かっている。Ｗａｖｅとしても活動の幅が広がる」と担当の安原洋子さん。当初から参加し、やりがいを持って取り組んでいる利用者も多いといい、「地域で活躍の場を提供してもらえてありがたい」とグリーンの担当者は話す。
８月22日に行われた作業では、コップや皿など約千個を洗浄。参加者は洗剤で洗い、カゴに並べて食洗機にかけるという流れを手際よくこなしていた＝写真。同法人では洗浄体験ボランティアや、リユース食器・洗浄車の貸し出しも随時受付け中。問い合わせは【電話】０４５・９６２・２０２０へ。
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