青葉区版 掲載号:2018年9月20日号
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日本ゲーム大賞「U18」 美小・池上君が決勝へ 選出6作品中、最年少で

文化

タイトル画面のパソコンを手にする池上君
タイトル画面のパソコンを手にする池上君
 18歳以下の個人又はチームが開発したゲーム作品を対象に審査・表彰を行う、日本ゲーム大賞2018「U18部門」で、美しが丘小学校4年の池上颯人君(10)が予選大会を通過。9月23日に幕張メッセで行われる「東京ゲームショウ2018」の場で、決勝大会に挑む。

 U18部門は、18歳以下の次世代クリエイターの発掘を目的に、同大会主催の(一社)コンピュータエンターテインメント協会が今年から新設。全国から100以上のエントリーがあり、今春の一次審査で12作品を選抜。6月に渋谷区で行われた予選大会で、池上君の作品を含む6作品が決勝大会進出を決めた。決勝大会に進んだ制作者の中で、池上君は最年少での出場となる。

 池上君は「何時間もかけてゲームを作ってきたので、決まったときは嬉しかった。せっかく100作品以上の中から選ばれたので、賞を取りたい」と意気込みを語る。

「4コマ漫画風に」

 大会の作品は、WindowsやMac、Webブラウザ上で動くものか、スマートフォンにインストールして動くものが条件で、テーマは自由。

 池上君の作品は、パソコン上で遊ぶゲーム「なんで僕だけこんな目に」。目の前の坂から転がってくる雪玉や、泳いでくるサメなどを攻撃しながら、30秒間耐えるゲームだ。攻撃すると、スコアが上がっていく。

 学校で漫画を描く係になったことで「4コマ漫画とゲームを合わせたら面白そう」と着想を得て、ストーリー設定を工夫。ゲーム好きの主人公が、ゲームの世界に入り込んでしまう、という設定で、始まりから5面の各ステージにテンポ良い短いストーリーを挿入。最後にはオチもある。

 今回の応募のため、元々は別のゲームを制作していたが、上手く完成できず、2度に渡ってゼロから作り直すという苦労も経験した。締め切り直前の2週間前に着手した同作がスムーズに進み、応募に漕ぎ着けた。

大人に聞きながら

 初めてゲームを作ったのは、子どもを対象とした制作ツールを使用した幼稚園の時。以来、少しずつ難しいソフトに移行しながら、主に独学でゲーム制作を学んできた。昨夏にゲーム開発ツール「Unity」に挑戦し、制作のために通った秋葉原のコワーキングスペースで、出会った大人に分からないことを聞くなどして、使い方を覚えていったという。

 「もっと上手く作れるように、制作時間や学ぶ時間を多く取るようにしている」と池上君。将来は、世界中の人に喜ばれるゲームクリエイターになることが夢だ。

 決勝大会には、予選よりブラッシュアップした作品をすでに提出。審査員の試遊プレイによる実機審査と、当日の最終プレゼンテーション審査の評価で、各賞が決定される予定だ。

プレイ中の画面:池上君提供
プレイ中の画面:池上君提供

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