青葉台のフィリアホールでは、現在「音楽とお花のハーモニー」をテーマにしたフラワーオブジェが、館内を彩っている。
これは、花を通した文化活動を行う藤が丘在住のフラワーデザイナー、星野久美さんが手がけたもの。星野さんは数多くの作品発表に加え、倒産した折り紙の老舗「大與(だいよ)紙工(株)」の紙の魅力を伝えようと、同社の紙製品と花を組み合わせた「着物ドール」を考案。和の文化発信を続けている。
今回の展示は、同館から「ホールが盛り上がる年末年始に館内を華やかにしてほしい」と依頼を受け実現。星野さんは生徒ら26人とともにクリスマスからお正月をイメージしたフラワーオブジェを制作し、12月から館内4カ所に展示している。ランなど15種の花を使い、小型のハープやピアノも段ボールなどを駆使して全て手作り。また、ハーバリウム(植物標本)を着物ドールに融合させた「着物ドールリウム」を新たに誕生させ、展示。水引や和紙も多用し和の魅力をアピールしている。星野さんは「地元でお披露目できるのが嬉しい。音楽とアートを堪能してもらえたら」と話す。
展示は1月末まで、事前予約で鑑賞可能。問合せは同館八野館長【電話】045・985・8555へ。
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