81歳でアイフォンアプリ「hinadan(ひなだん)」を開発し、国内外で注目を集める若宮正子さん(83)が昨年12月、市ケ尾高校で講演を行った=写真。
若宮さんは一昨年に米国アップル社の世界開発者会議で、昨年には国連総会でスピーチも行っている。「高齢になっても目的を持って創造的に行動する若宮さんをお手本にしたい」と、同校が職員向けの人権教育校内研修会の講演を依頼。職員や希望する生徒・保護者らが聴講した。
講演では高校生が家族のために開発した、認知症の人を支援するアプリや、盲学校児童のために作られているアプリ等を紹介。身近なことに役立つ視点で開発された事例とし、「誰かのために作るプログラミングが流行っている時代」だと語った。
大学でITを学びたいという櫛引淳之介さん(3年)は「パソコンに向かうだけでなく、多様な見方が大切と知った。現場でニーズをくみ上げることを大事にしたい」と話した。
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