桐蔭学園高校が1月7日、神奈川代表として出場した第98回全国高校ラグビーフットボール大会で3年ぶり5度目の準優勝を果たした。
強豪校の東福岡高校を準決勝で下して臨んだ決勝戦の相手は、大阪第一代表の大阪桐蔭高校。「桐蔭」対決と注目が集まる中、同校のシンフォニーホールではパブリックビューイングが実施され、集まった521人から力強い声援が送られた。
試合は前半に大阪桐蔭から2トライを先制されるも、3トライを奪取し5点リードの17対12で後半へ。しかし後半7分、大阪桐蔭が桐蔭のディフェンスを押し切り逆転。その後も追加点を決められ9点差に。試合終了間際に桐蔭のスクラムハーフ小西泰聖主将(3年)がトライを決めるも、結果は24対26の2点差で惜しくも初の単独優勝を逃した。
試合終了後、パブリックビューイングに参加していた選手の同級生(3年)は「胸が熱くなった」と語り、「誇らしい。堂々と帰ってきてほしい」と話していた。
1月8日には同校で報告会が実施された。藤原秀之監督は「最後の最後でラグビーの神様は微笑んでくれなかったが、本来の我々の力は十分に発揮できた。今回このような色のメダルにはなったが、(選手たちは)これからの人生で金色にしてほしい」と話した。小西主将は「3年生は引退になるが、それぞれの場所、かたちで、同じラグビー仲間として切磋琢磨していければ」と語っていた。
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