女子サッカーなでしこリーグ1部がきょう21日に開幕し、「日体大FIELDS横浜」は勝負の2季目を迎える。開幕戦はアウェイで、ホーム初戦は24日(日)。キャプテンの嶋田千秋選手は「一戦一戦を戦い抜き、自動残留を目指す」と闘志を燃やす。
昨季からなでしこリーグ1部で戦うフィールズは、日本体育大学女子サッカー部が母体。2015年に設立され、社会人や学生から成るトップチームのほか、大学生チームなど4つの下部組織から構成され、総勢150人超の選手が所属している。
1部初挑戦となった昨シーズンは、学生主体の若いチームということもあり、成績は3勝4分11敗の9位。2部降格の危機もあったが、昨年末に行われた入れ替え戦で劇的な同点ゴールを決めて残留をつかみ、今季も国内最高峰のリーグに挑戦する。
「成長に期待を」
昨季を戦い抜いてきた多くの選手が退団や移籍をしたことで、今シーズンも厳しい戦いが予想される同チーム。それでも嶋田選手は「負けるつもりはない」と力強く語る。「若いチームでまだ甘い部分もあるが、一試合ずつレベルを上げていきたい。まずは自動残留」と8位以内を見据える。
チームコーチは「若返ったチームでどうなるかわからない分、期待値も大きい」と話し、「チーム全体の連携を意識しながら戦い抜いていければ」と語った。
ニッパツで浦和戦
21日の開幕戦は敵地でINAC神戸レオネッサと戦う。そして24日にはホーム開幕戦に浦和レッドダイヤモンズレディースを迎える。神戸は昨年2位、浦和は4位とどちらも強豪だが、嶋田選手は「やるしかない」と意欲を語り、「見ている人をもどかしくさせるかもしれないが、チームの成長幅を楽しんで、温かく見守ってほしい」と呼びかけている。
サポーターの一人、名古屋孝夫さんは、「チーム編成が変わり寂しい部分もあるが、新しい力を楽しみに全力で応援したい」と期待を寄せている。
ホーム開幕戦の会場はニッパツ三ツ沢球技場で、午後1時にキックオフだ。
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