青葉区内を中心に、地域ケアプラザやコミュニティハウスなどでボランティア演奏を行うギターアンサンブル・グループ「オヤジサウンズ」の演奏会が200回を迎えた。
3月17日に青葉台コミュニティハウス「本の家」で行われた200回公演記念コンサートには、満席の80人ほどが観覧。会場全員で歌う場面もあり、ギターの音色に合わせて「いい日旅立ち」や「見上げてごらん夜の星を」などを楽しんだ。
継承されて18年
平均年齢は、72歳。レパートリーは150曲ほどに上り、童謡、歌謡曲からラテン、ポップスまで幅広く演奏する。編曲もメンバーで手掛け、パソコンで譜面にしている。
200回の節目を迎え、代表の奥山進さん(78)は「一言で言えば、やってきてよかった。聴いている人が歌ってくれたり、タンゴの演奏で踊ってくれたりと、会場の反応が嬉しい」と話す。
2001年に結成され、今年で18年。長年の月日でメンバーは入れ替わってきたが、オヤジサウンズは継承され、6〜9人ほどのメンバーで活動を続けてきた。
練習は月に2回、主に「本の家」やもえぎ野地域ケアプラザで行っている。これまで年11回の演奏会をこなし、地域ケアプラザのデイサービス利用者のために演奏したり、地域住民に歌声演奏会を開くなどしてきた。一般向けの演奏会の際には、聴きたい曲のアンケートを取り、次回の曲目にするなど、選曲も工夫する。
聴いた人からは「元気になった」「腕を上げたね」という声も。「練習を重ねるごとに、メンバーの上達が感じられると嬉しい」と奥山さん。今後は250回目、300回目の演奏会が目標だ。
なお、現在メンバー募集中という同グループ。簡単な楽譜が読めて、ギターで曲を弾けることが条件。メンバー希望者は奥山さん(【電話】045・971・5271)へ。
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