県議会レポート 子どもを守る!児童虐待は許さない 神奈川県議会議員(自民党) 内田美保子(みほこ)
今年1月、千葉県野田市で小学4年女児が父親から虐待を受けて亡くなりました。暴力暴言で痛めつけられた少女の叫びが聞こえてくるようで本当に悔しく思っています。
この事件に関わらず、頻発する児童虐待事案の衝撃的な内容を考えると、神奈川県でも児童虐待防止の取組を急ピッチで強化しなければなりません。
県の2019年度予算には虐待防止対策推進事業費として4627万円が計上されています。私は予算議決前の3月11日、予算委員会で児童虐待防止対策について関係部局に一般質疑を行い、対策の推進を訴えました。
相談件数右肩上がり
答弁によると、県所管の児童相談所5カ所で受けた相談件数は2015年度で3135件、16年度で3514件、17年度で4190件と右肩上がりの状況です。
児相は相談を受けると子どもの安全確認を行い、安全が確保できない場合は一時保護等の対策を取っています。また、家庭に戻せると判断した場合は家庭訪問などにより親子関係の改善を図り、関係機関と情報共有しながら対応しています。児相自体もこの5年間に児童福祉司を40人増員したほか、17年度から5カ所すべてに非常勤の弁護士を配置するなど体制強化を図り、増加する相談に対応できる体制を整えています。
児童虐待の悲劇を繰り返さないためには、児相だけではなく、学校や県警察、市町村、DV支援機関、医療機関、県民の皆様を含め、すべてが連携し、取り組む必要があります。そして、性的虐待やDV事案、重篤な緊急事態など、あらゆる想定をしておかなければなりません。今まさにひどい仕打ちを受けている子どもを守る、救うという強い気持ちで児童虐待対策に力を注いでほしいと県に要望しました。予算委員会での質疑は県議会HPからご覧頂けます。【URL】http://www.pref.kanagawa.jp/gikai/
女性目線で県政推進
健全な子どもの育成や環境づくり、子育てにやさしい社会環境整備など、3期12年にわたって女性目線で県政の充実に取り組んできました。また、県民の生活とは切り離せない医療や介護など福祉の充実、防犯・防災対策、ゆたかな芸術文化の醸成、自然環境の保護など、未来の神奈川のために全力で取り組んで参ります。
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「社会保障政策」の責任者として4月4日 |
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