赤田東公園(青葉区あざみ野南1の4の1)に5月18日、荏田コミュニティハウス=写真=が開館した。区内9館目となるコミュニティハウスの開館を祝い、記念式典には地域住民が多数訪れた。
コミュニティハウスは地域住民の自主的な活動や交流の場として横浜市が整備している施設で、中学校区程度に1館を目指して整備している。区内では小中学校内に6館あるほか、荏田コミュニティハウスを含めて単独で3館が整備されている。
荏田コミュニティハウスは(公社)横浜市民施設協会が指定管理者として運営。会議や講座、趣味の活動などに利用できる地域活動室が2室あるほか、交流ロビーやベビールーム、自習や読書に使える学習室を備える。
記念式典には小出重佳区長や区内選出議員、地域住民が多数参加。地元となる荏田連合自治会の松澤孝郎会長は「コミュニティハウスは地域が待ちに待った施設。気軽に使ってもらい、まちの発展のために利用してほしい」と開会のあいさつで話していた。式典後はキャサリン野村さんの腹話術や横浜花みずき合唱団のコンサートが行われた。
環境負荷の低減も
荏田コミュニティハウスは高効率空調機器や高断熱サッシを導入するなど省エネ対策を実施。建物消費エネルギーを従来と比べて50%以上削減している。この数字は市施設として初めて国が推進している指標「ZEB(ゼブ)Ready(レディ)」相当をクリアしたものだ。加えて太陽光発電による創エネも活用するなど、環境負荷の低減に努めている。
館長を務める布施みどりさんは「江田駅から近く、公園の中にあるので、小さな子どもから高齢者まで気軽に立ち寄って利用してほしい」と話す。7月6日(土)午後3時から七夕コンサートを開催するなど、今後は自主事業も充実させていく考えだ。
荏田コミュニティハウスの開館は午前9時から午後9時(日曜祝日は5時)まで。毎月第2水曜と年末年始は休館。【電話】045・479・1149
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