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青葉区版 公開:2019年7月11日 エリアトップへ

ハマ美4年安藤由莉さん あおば美術公募展で大賞 市民ギャラリーで展示

文化

公開:2019年7月11日

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大賞作品「panoramatic holiday」F50号=区役所提供
大賞作品「panoramatic holiday」F50号=区役所提供

 第4回あおば美術公募展の入賞作品16点が発表され、横浜美術大学4年生の安藤由莉さん(21)の「panoramatic holiday」が大賞作品に選ばれた。同作を含む入選作品180点が、7月15日まで横浜市民ギャラリーあざみ野で展示されている。

 公募展は市民の美術に親しむ心と創作意欲を育み、区内の芸術文化振興を目的に行われているもの。実行委員会が主催し、青葉区役所と市民ギャラリーが共催。4回目となる今年は油彩画や日本画など過去最高の出品者数から平面作品240点の応募があった。作品の選考は横浜美術大学教授で実行委員長を務める北澤茂夫さんら5人の審査委員のほか、特別審査委員として俳優の石坂浩二さんが担当。応募作品から180点が入選し、16点が入賞作品に選ばれた。

 大賞を受賞した安藤さんは横浜美術大学で絵画を専攻。昔から古い建物や街並みに退廃的な魅力を感じ、その風景を柔らかく表現するのが好きだという安藤さん。今回の作品も道沿いにある廃屋のような古い建物を、油彩やアクリル、木炭、パステルなど様々な画材を組み合わせたミクストメディアの手法で表現。審査委員からは「記憶の底に刻まれたような古い街の情景を、絵画独自の自由な構成の中に大胆に配置して描き、人間の『記憶のゆらぎ』まで感じさせ、絵画表現の幅を押し広げようとする意欲的作品」と高く評価された。作品サイズはF50号(1167mm×910mm)。

 受賞を知った安藤さんは「まさか賞をもらえると思わず、びっくりした」と感想を話す。今後も好きな建物を自分なりの表現で描くための方法を学んでいきたいとし、「大きな作品にも挑戦していきたい」と意欲を語った。

15日まで展示

 安藤さんの大賞を含む入選作品180点が7月15日(月・祝)まで、市民ギャラリーで展示されている。14日(日)には石坂浩二さんも出席する表彰式が行われる。午後1時30分から。

 公募展は入場無料。午前10時から午後6時(最終日は3時)まで。入賞作品は近日中に区HPにも掲載予定。問合せは青葉区地域振興課【電話】045・978・2295へ。

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