市立あかね台中学3年生の時枝龍司君が15歳以下の野球日本代表「侍ジャパン」の選手に初めて選ばれた。8月19日から中国で行われるアジア選手権に向け、時枝君は「レベルの高い野球を楽しみ、成長につなげたい」と意気込んでいる。
侍ジャパンに選ばれたことを聞いたのは6月中旬。「まさか」と驚きながらも、「あのユニフォームに袖を通せるかと思うとワクワクした」と語る時枝君。
トップチームを頂点に、社会人、23歳以下、15歳以下など年代ごとに代表チームを編成する「侍ジャパン」。今チームは、8月19日から中国で行われる「BFA U15アジア選手権」に出場するために全国から18人が選抜された。
時枝君は小学3年から地元の少年軟式野球チーム「榎デビルス」で野球を始めた。その後もあかね台中学校の野球部、そして昨年から区内の中学校野球部有志で結成する「青葉ベースボールアカデミー(青葉クラブ)」でも練習を積んでいる。部活とアカデミーで共に3番を務め、ポジションはキャッチャー。
今回の選出は、同アカデミーのコーチで青葉台中学校教諭の坂脇寛人さんが、時枝君を「捕手として強肩など高い資質を持ち、野球に取り組む姿勢が素晴らしい」と評価し、推薦した。
選手たちは8月上旬から千葉県内で合宿を行い、19日からの大会に挑む。時枝君は「チームも、大会もレベルの高い選手ばかりだと思う。まずはレギュラーをめざし、守備だけでなく、バッティングでも活躍したい」と意気込みを語る。坂脇さんは「日本の同年代のトップ選手たちと一緒に世界の野球に触れ、人として大きく成長してもらいたい。そして、その経験を後輩たちに伝え、さらに高校野球で活躍してもらえたら」と話す。
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