青葉区版 掲載号:2019年7月25日号 エリアトップへ

リユース食器 利用進むか 公社事業終了 補助金に差

社会

掲載号:2019年7月25日号

  • LINE
  • hatena

 使い捨てではなく、繰り返し洗って使えるリユース食器。夏祭りなどのイベントで利用が広がっているが、今年3月、(公財)横浜市資源循環公社がリユース食器の貸出事業を終了。補助金の有無も区ごとに異なるなど、今後利用が拡大するか不透明だ。

 リユース食器はカップや丼、椀、皿など各種あり、繰り返し使うことで環境負荷を減らすことが目的。貸出事業者をつなぐ団体「リユース食器ネットワーク」によるとリユースカップを2・7回以上使用すると、紙コップ使用時のCO2排出量を下回る結果になるという。

 一方、2007年から実施してきたリユース食器の貸出事業を3月に終了した同公社。担当者は他に貸出事業者がいない頃から普及啓発を目的に実施してきた経緯と合わせ、見直しの時期だったと説明。今までリユース食器の保管・洗浄場所だった「みなとみらい21クリーンセンタービル」を確保できなくなったことを契機に、市内で同じ事業を実施しているNPO法人Waveよこはまが受け皿になれると判断し、事業終了を決めたという。

 しかし、過去5年間の年間平均貸出件数90件、貸出食器数12万4千個を担っていた同公社が撤退した影響はまだ不明だ。その理由の1つが価格差。同公社とWaveよこはまの貸出料金は食器1個25円で同額だが、同公社は独自に下洗い後の返却を条件に1個10円としていた。採算は取れず、普及啓発を目的とした設定だったが、今後は利用負担の上昇も想定される。

 リユース食器普及の最も大きな障壁はコスト。使い捨て容器は1個数円で、1個25円のリユース食器とは隔たりがある。リユース食器は送料もかかるため、使い捨て容器のごみ処分費を考慮に入れてもまだ価格差は大きい。リユース食器ネットワークはこの状況を踏まえ、「行政の補助金は利用の後押しになる」と期待を語るが、本紙調査によると補助金制度があるのは神奈川・栄・都筑・緑区の4区のみだった。

 Waveよこはまの金子拓也代表は「リユース食器の普及にはイベント主催者と来場者両方にコストや手間の負担を考えてもらうことが大事。少量からでもイベントに取り入れてもらい、持続可能な社会のために進めていけたら」と話していた。

青葉区版のトップニュース最新6

区内4事業者を認証

第2回Y-SDGs

区内4事業者を認証 経済

SDGs推進に期待

4月15日号

IC化で利用実態把握へ

横浜市敬老パス

IC化で利用実態把握へ 社会

制度適正化へ一歩

4月15日号

保険証利用、プレ運用開始

マイナンバーカード

保険証利用、プレ運用開始 政治

区内でも導入事例

4月8日号

ICT活用し区民活力を

2021年度青葉区予算

ICT活用し区民活力を 経済

コロナ対策で様々な施策

4月8日号

米国で作曲賞を受賞

青葉区出身西山さん

米国で作曲賞を受賞 社会

人種差別への怒りを曲に

4月1日号

いよいよホーム開幕戦

日体大フィールズ横浜

いよいよホーム開幕戦 スポーツ

4日にニッパツ三ツ沢で

4月1日号

公明党横浜市議団

いよいよ本日、4月8日から横浜の中学校給食がスタート!

https://www.komei.or.jp/km/gyota/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月15日0:00更新

  • 2月4日0:00更新

  • 1月7日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

母子家庭ほか食料支援

母子家庭ほか食料支援

4月18日実施、事前申込制

4月18日~4月18日

青葉区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2021年4月15日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter