区内で子ども食堂や学習支援などを行う団体が互いの活動や課題を共有する「こどもの居場所づくり連絡会」が7月22日、ふれあい青葉で開かれた。
昨年から始まり、2回目となる今回は15団体が参加。それぞれの自己紹介のあと、グループに分かれてのディスカッションでは、「地域や学校とどうやったらつながりを持てるか」「(子ども食堂で)どのような食材が必要か」「子どもが自分で考える力を伸ばす支援とは」などの質問が投げかけられた。もえぎ野地域ケアプラザなど区内4カ所でこども食堂を開催する「あおば子ども食堂」の三村徳子代表は、「いろいろな意見が出て、良いところを真似したり、悩みを一緒に相談できた。今は隣近所との関係も希薄だし、親にとって子育てが大変な時代。子どもだけでなく、支援の必要な大人もいると思う。区内には様々な支援団体があることを知ってもらえたら」。
当日は、区内の子ども食堂や配食ボランティア団体にトマト缶や菓子など食材を寄贈している「株式会社朝日」と「セブンイレブン世田谷玉川店」の紹介も行われ、各団体から感謝の言葉が寄せられた。連絡会を主催した青葉区社会福祉協議会の河村穣さんは「子どもたちが安心できる居場所の活動が継続できることが大切。各団体と地域、学校、支援団体のつながり作りを深められるよう、社協も支援を続けていきたい」と話した。
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