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青葉区版 公開:2019年8月1日 エリアトップへ

県「みんなあつまれ」 動画で「ともに生きる」体感 市ケ尾高校も登場

政治

公開:2019年8月1日

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リニューアルされた動画=県提供
リニューアルされた動画=県提供

 神奈川県が「ともに生きる社会」の実現を目指し開催している体験イベント「みんなあつまれ」のプロモーション動画が新しくなり、7月19日に公開された。元キマグレン・クレイ勇輝さんの楽曲で、市ケ尾高校でのライブシーン等が使用されている。

 3年前に障害者支援施設「津久井やまゆり園」で起きた事件を受け、二度とこうした事件が繰り返されないよう「ともに生きる社会かながわ憲章」を同年に策定した県。

 共生の理念をさらに広めようと、障害の有無に関わらず、パラスポーツやアートなど共通の体験を通して「ともに生きる」ことを体感するイベント「みんなあつまれ」を開催している。

 一昨年にクレイさんがイベントテーマソング「SO LIFE GOES ON」を手掛け、さまざまな人が踊るプロモーション動画を県と制作。今回公開されたのはその新バージョンとなる。

 動画は学校や海、イベント会場など、使われたシーンだけでも約100カ所で撮影。障害のない人もある人も含めた老若男女が登場する、「ともに生きること」を感じてもらうための動画だ。

ライブシーンで

 市ケ尾高校は、クレイさん率いるバンドのライブシーンなどに登場。昨年12月の球技大会後、多くの生徒が集まる中、校舎前の広場、通称「ポニーの丘」で撮影された。ダンス部による過去のイベント出演が縁となり、動画撮影の協力に至ったという。

 撮影時「共生のテーマはもちろん、『ボーダーレスな社会を作ろう』ということを伝えたい」と語っていたクレイさん。テーマソングを含めた数曲が演奏され、会場は熱気に包まれていた。またライブ時はダンス部が曲に合わせた踊りを披露。動画ではこれらのシーンも見ることができる。

 ライブ撮影に参加した、ダンス部元部長の山城遥さん(3年)は「クレイさんの曲は『生きる』ことや『仲間になる』ことがテーマになっているイメージ。ダンス部で考えた振付は、曲に合うよう手話を取り入れた部分もある」と語る。「いろんな人が踊っている動画に市ケ尾(高校)も出られて嬉しい。ダンス部も大会だけでなく、地域のことを大事にしていきたい」

 また同校の瀬高真一郎校長は動画公開にあたり「人との違いを認め理解できる、また思いやりを持って接すること。これらが出来てこそ社会に役立てる力になると、引き続き生徒たちへ伝えていきたい」と語った。

 動画はユーチューブ(【URL】https://www.youtube.com/watch?v=6M_ZJbMsQww)で公開。また県が動画を発信する「かなチャンTV」WEBサイトでも視聴できる。

 10月20日に中区で開催予定の「みんなあつまれin日本大通り」では、動画を踊るダンス大会も予定。応募条件など詳細は決まり次第、県HPで告知される予定。

ダンス部の踊りをバックに行われたライブ
ダンス部の踊りをバックに行われたライブ

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