人気気象予報士の依田司さんが8月3日、青葉公会堂で熱中症の危険性や地球温暖化の最新事情について語った。
この講演会は、青葉区制25周年を記念して行われたもの。依田さんは冒頭、連日続く猛暑を引き合いに、熱中症への注意を喚起。「今は異常気象の時代。この猛暑は命の危険を伴う。エアコンの使用をためらわず、水分と塩分をしっかり取ってほしい」と呼びかけた。その後は、近年の豪雨や勢力を強めたまま上陸する台風の傾向などを解説。テレビのお天気コーナーさながら、時折クイズや笑いも交えながら、分かりやすく伝えていた。
地球温暖化の解説では、国連データを元に作成した2100年の天気予報も披露。東京の夏の最高気温が43・6℃と伝えられると会場からため息交じりの声が聞かれた。
講演後の質問コーナーでは子どもたちに「強い思いで夢を追い続けて」とエールを送り、最後はサプライズで石坂浩二さんと草野仁さんが登場し「忘れられない会になった」と笑顔で語った。
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