市営地下鉄ブルーラインの新百合ヶ丘駅延伸について、横浜・川崎両市は初となる住民説明会を8月末に4回実施した。多数の住民が参加し、関心の高さが示された。
説明会は23日と25日に麻生区役所、26日にあざみ野第一小、31日に嶮山小で開催され、計1161人が参加。事業概要や概略ルート、駅の位置、スケジュールなどの説明と質疑応答が行われた。
延伸事業は2030年の開業を目指し、事業化が進められているもの。あざみ野から新百合ヶ丘まで6Kmほど延伸し、新駅を4駅設置する。区内では「嶮山付近」「すすき野付近」に新駅が設置される予定で、そこまでのルートはほぼ固まっているが、そこから終点の「新百合ヶ丘駅南口付近」まで3案が示されている。川崎市は3案のうち、「ヨネッティー王禅寺付近」に新駅を作る東側ルートを有力として考えているが、9月から意見募集を行い、2019年度中に1案を選定する見込みだ。
市は説明会で、延伸部分は地下となることや一部区間の先行開業などは考えていないことを示したほか、住民側からは工事に伴う周辺環境を懸念する声が上がった。また、新駅の設置場所についての質問が相次いだが、市はルートが決まった後に決めるとし、具体的、詳細な位置は未定だとした。
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