東急スイミングスクールあざみ野(坂口充弘支配人)は8月、水泳初心者の山内小学校児童を対象に無料の水泳教室を開催した。
山内小は今夏、プールが工事中で使えなかったため、同スクールのプールを借りて授業を実施してきたという。一方、同スクールのコーチは授業をサポートする中で、「泳げない子を何とかしてあげたい」と感じ、1日と31日の2回、開催に至ったという。
31日に行われた教室には低学年18人が参加。児童は2グループに分けられ、潜るのが怖い児童は顔を水につけるところからスタート。コーチはゆっくり時間をかけて「大丈夫だよ」など声掛けしながら教えていた。また、少し泳げる児童のグループは蹴伸びやビート板を使ったバタ足など泳ぐための練習を続けていた。
参加した児童は「最初は(水が)怖かったけど、怖くなくなった」など笑顔。坂口支配人は「地元の学校ということもあり、地域貢献の一環として実施した。教室をきっかけに水泳に興味を持ってもらえれば」と話していた。
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