連載【2】 カジノ反対!市長に説得力なし 横浜市会議員 藤崎浩太郎の市政報告
私は、横浜市のカジノ誘致に反対しています。
前号に引き続き問題点を明らかにしていきます。林市長は2年前の市長選挙で、カジノ誘致を「白紙」として当選をしました。政治家として選挙公約は非常に重いものと考え、私は9月3日の市会本会議で質疑をしました。
藤崎「市長選での『白紙』を市民に説明もなく、市民からの納得もなく、誘致に転じる責任をどう考えているのか」
市長「『白紙』とは『する・しないの判断に至っていない』ということ。14年度から検討を進め、この間、様々なご意見を頂いた。国や他都市の状況も踏まえ、横浜の将来に責任を持つ市長として総合的に判断した」
市民アンケを要望
林市長は多数の反対意見は考慮せず、住民投票も実施しないとしていますが、市民意見を聞くことは重要です。
藤崎「市民意見を集めるアンケートを3万人以上の規模で実施すべき」
市長「民意の反映方法は、IR整備法で都道府県の同意、公聴会の実施、議会の議決などが規定されている。今後の国からの情報を参考に引き続き検討していく」
市長は質問に正面から答えず、市民意見の反映方法を明確にしませんでした。公聴会も市の実績を考えると限定的です。選挙での約束を守らず、市民の意見に向き合わず「将来に責任を持つ」と言われても説得力がありません。次週に続きます。
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「社会保障政策」の責任者として4月4日 |
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