神奈川県神社庁横浜三支部連合による神事、抜穂祭(ぬいぼさい)が9月27日、緑区十日市場町の水田で晴天の下に執り行われた=写真。
抜穂祭(ぬいぼさい)は、5月の田植祭で植えられた稲を収穫する神事。五穀豊穣を祝い、三重県の伊勢神宮の神嘗祭(かんなめさい)に懸税(かけちから)として奉納するほか、市内288の神社にも奉納される。
30年以上続く神事には、中・南・北の横浜三支部関係者ら30人ほどが集まった。今年は北支部(照本史(ふみひと)支部長/熊野神社)が神事を取り仕切り、石川國樹さん(菊名神社)が斎主となった。石川さんは、「台風に負けず米が育つことを祈っていた。伊勢神宮に奉納できることは誇りだ」と話した。
水田管理は地元の農家、松本信一さんが行った。米を育てた松本さんは「7月の曇天の影響が気になっていたが、収穫量が多くあり良かった。祭事が終わってほっとした」と安堵の表情を見せた。
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