山内小学校でネイティブの英語講師とオンラインでつなぎ、担任教諭との2人で授業を行う、ダブルティーチャー制度が試験的に行われた=写真。
試験実施は2年生を対象に9月から10月上旬まで行われ、10月2日には中国在住のミアさんが授業を実施。身体の部位を説明したり、画面上に地図を出して宝探しをするなど授業を展開。児童はウエブカメラにハイタッチをするなど、違和感なく授業に参加していた。
現在、外国語活動として全学年で英語の授業が行われているが、来年度から5、6年生は教科化されるなど授業時間の増加が決まっている。一方、ネイティブの英語指導助手(AET)と一緒に行う授業は限られるとみられており、英語を専門としていない教諭が授業の質を保てるのか、負担増も含めて懸念されている。
同制度はこれら状況を踏まえ、同小学校卒業生で東京工業大学大学院と中国の精華大学教育研究院に所属している谷桃太朗さんの提案を受けて実現したもの。中国では同制度が増えているという。
佐藤正淳校長はネット回線の安定性などの課題はあったとしつつ、「子どもにとってオンライン授業のハードルは低く、有効性も分かった」と話し、「今後もオンラインでの英語授業の可能性を探りたい」と語っていた。
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