横浜美術大学で10月19・20日、大学祭である芸術祭が行われ、その中で増田セバスチャン氏と学生がコラボレーションした制作物の成果発表会が実施された=写真。
増田氏はアーティストのきゃりーぱみゅぱみゅさんの演出・美術デザインを担当したことで知られ、文化庁文化交流使として世界各国で活動。「KAWAII」文化を広める有名アーティストだ。同大では今年5月から学生有志60人と増田氏が連携し、作品制作や展覧会準備、広報など多様な業務を行うプロジェクトを実施。今回の発表会はその集大成にあたる。
会場の目玉は増田氏がNY(ニューヨーク)で発表予定のトランスジェンダーをテーマにした演劇・劇場風作品の衣装で、同氏指導のもと全て学生たちが制作した。衣装は古着を材料にした大小さまざま男性器や女性器を模したパーツが取り付けられており、訪れていた地域住民たちは興味深そうに鑑賞していた。
プロジェクトに参加してきた同大の須藤羽瑠菜さん(2年)は「世界的なアーティストとの作業は緊張したが、増田さんは学生の意見を尊重してくれ、とても達成感があった」と話していた。
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