青葉区制25周年を祝う記念式典が11月3日、区民まつりの開催に先立って青葉公会堂で行われた。小出重佳区長は30周年、50周年に向け、「住みつづけたい・住みたいまち」に向けて取組を続けていくと力強く語った。
1994年11月6日、港北区と緑区が再編され、誕生した青葉区。記念式典では初めに区内在住のバイオリニスト、松本紘佳さんがモンティの『チャールダーシュ』を演奏。15周年時も演奏した松本さんが、見事な演奏で式典に花を添えた。
あいさつに立った小出区長は「25周年の節目を区民の皆さんとお祝いできることを大変光栄に思う」と語ったほか、自治会町内会や関係団体、大学、事業者などの力で、美しく、活力あるまちが築かれてきたことに感謝を示した。また、少子高齢化や人口減少といった社会変動を乗り越えていく地域力の必要性を説明した上で、互いに助け合うまちづくりに向け提唱している「あなたの力の1%をあおばの未来に!」を改めて呼び掛けた。続いて青葉区連合自治会長会の関根宏一会長は、今年決まった市営地下鉄の新百合ヶ丘駅延伸や、来年3月に迫った首都高速道路横浜北西線の開通などを挙げ、「青葉区のまちの可能性は一層高まっていくのでは」と期待を示した。また、「未来を担う子どもが夢や希望を育み、世界に羽ばたき、いずれは青葉区に戻ってきてほしい。そうしたまちになるように力を尽くすのが私たちの役目」と来場者に呼び掛けた。
青葉区ではこのほど、地域活動を担う自治会町内会を紹介した記念誌を発行したほか、広報テレビ番組「あおバリューTV」の記念映像を制作。映像には区の歩みや区民のおすすめスポット、子どもたちのメッセージなどが収録されており、区HP内(「あおバリューTV」で検索)で視聴が可能だ。
式典後は区民まつり運営委員会の山川英子委員長による開会宣言が行われ、まつりがスタート。当日全体で約5万7千人が訪れるなど、例年以上の賑わいを見せた。
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