日常生活に生きづらさを感じている人たちの話を聞き、助け合いの関係づくりをめざす座談会が11月9日、くろがね青少年野外活動センターで行われた。
主催したのは産学公民が連携して地域の中で助け合いの関係をつくり、課題解決をめざす青葉台リビングラボ。今回は「青葉台をお節介だらけのまちにしよう大作戦」というテーマで、事情を抱えて区内に転居してきた女性や、障害を抱える親子の体験談などを聞いた。
視覚障害のある高校1年生の息子を育てる佐藤純子さんは、息子が小さい頃は周囲に相談できる施設や情報が少なく、「波乱万丈の毎日だった」と語った。冒頭には目の見えない人が「見える」世界を描いた絵本『みえるとか みえないとか』を読み、「人は一人ひとり違っていて、感じ方も違う。目が見えない人が感じる世界を知ってもらえたら」と話した。
青葉台リビングラボの立案者の一人、アオバ住宅社の齋藤瞳さんは「それぞれの人が抱える悩みや問題など、知らない話ばかりだった。このような対話を続けることで理解が広がり、誰にとっても住みやすい地域になっていけば」と話した。
当日は、あおば学校支援ネットワークが主催する子どもたちのキャンプも同時開催され、交流を楽しんでいた。
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