青葉区版 掲載号:2019年12月19日号 エリアトップへ

ノンフィクションライターとして初めて書いた児童書が第5回児童ペン賞大賞を獲得した 城戸(きど) 久枝さん 榎が丘在住 43歳

掲載号:2019年12月19日号

  • LINE
  • hatena

記憶繋ぎ、明るい未来へ

 ○…10年以上もの歳月をかけて取材した自身の代表作を「残留孤児だった父のことを息子にも伝えたい」という思いから新たに書き起こした『じいじが迷子になっちゃった』。難解なテーマを昔話形式でわかりやすく描いた同作が児童ペン賞大賞に選ばれた。「一回出た本が違った形で評価されたというのは本当にありがたい。子どもはもちろん戦争を敬遠している大人にも最初の一歩として読んでもらえれば」

 ○…愛媛県出身。物語として父のエピソードを聞いて育ったというが、大学3年時に訪れた中国で初めて父が残留孤児だったことを実感。「当時のマンホールを踏んだ瞬間、今と過去が繋がったような気がして。自分は本当に何も知らなかったということを突き付けられました」。そこから芽生えた「知らねば」「書かねば」という強い思いで、ノンフィクションライターの道を歩みだす代表作『あの戦争から遠く離れて』を上梓。「戦争を体験していないので本当の辛さはわからない。それでも伝えていかなければ風化してしまうし、そのために自分がいるんだなと」

 ○…青葉区に移り住んだのは10年前。新居探しで駅に降り立った時に「直感でここに決めました」と笑う。趣味は9歳の息子に連れられていく絵の展覧会巡り。自分も知らなかった父の戦中エピソードを息子が聞いてきたことに対し「子どもだから難しいと思っていたけど、自分なりに考えてくれて。可能性を感じました」と母の表情に。

 ○…ライターとしてこれまでに戦争の記憶を次世代に繋げる本を4冊出版。一児の母として今後は児童書への思いを強くし、子ども向けのワークショップ開催などにも意欲を燃やす。「子どもが笑顔になる明るい未来へと繋がってくれれば」

三浦ブランド マルヤマ小山商店

まぐろの赤身を自家製ダレでしっかり味付け。ご飯に乗せるだけで絶品鉄火丼に

http://maguro.co.jp/

<PR>

青葉区版の人物風土記最新6

下平 隆宏さん

サッカー・J1リーグへ13年ぶりに昇格した横浜FCの監督を務める

下平 隆宏さん

南区在住 48歳

2月6日号

目崎 剛さん

青葉区小中高生ミュージカルの脚本・演出を手掛ける

目崎 剛さん

川崎市在住 32歳

1月30日号

坂倉 賢さん

一般社団法人横浜青年会議所の第69代理事長に就任した

坂倉 賢さん

神奈川区在住 37歳

1月23日号

山戸 伊久保さん(本名:山戸康子さん)

青葉区三曲協会の会長に昨年末、就任した

山戸 伊久保さん(本名:山戸康子さん)

美しが丘在住 68歳

1月16日号

佐藤 果南さん

横浜市「成人の日」記念行事実行委員会の委員長を務める

佐藤 果南さん

都筑区在住 20歳

1月9日号

田渡 凌さん

男子プロバスケ「横浜ビー・コルセアーズ」のキャプテンを務める

田渡 凌さん

横浜市在住 26歳

1月1日号

三浦ブランド認定 かわた農園

冬季限定、甘口たくあん・甘酢漬けは甘みと旨味が強い1度食べたらやみつきの味

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月6日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 9月5日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

落語と講談の競演

落語と講談の競演

3月15日 山内地区センター

3月15日~3月15日

青葉区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

  • 社会で生きる個性を育てる

    コラム「学校と社会をつなぎ直す」【2】

    社会で生きる個性を育てる

    桐蔭学園理事長 溝上慎一

    2月13日号

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年2月13日号

お問い合わせ

外部リンク