政治に倫理を 国民が公益を選択できる社会をつくる 県政報告 神奈川から日本創生 神奈川県議会議員 社会問題・安全安心推進特別委員会委員長 赤野たかし
私はこれまで約10年間にわたり企業や団体から献金を頂かず、県議当選後は「県政の見える化」に力を入れてきました。その一方で昨年は県の「見える化すべきでない」大量データが流出するなど不祥事が続き、県政の信頼を大きく失うことになりました。私はこうした状況を変えていくため、本年から「税の使われ方」を抜本的に変える活動を積極的に展開します。
私がカジノ誘致を反対する理由
昨年8月に林文子横浜市長がカジノ(IR)誘致を表明したところですが、私はこれまでの県議会においてカジノ計画に対して黒岩県知事に何度も釘を刺してきました。
カジノは公営ギャンブルやパチンコと比べて非常に賭博(とばく)性が高く、ギャンブル依存症がさらに重篤化する可能性があり、専門の医療機関が少ない現状においてこの対策は極めて困難です。当然、医療や生活保護を含む社会保障費が増大します。
また「治安の問題」について恐らくカジノ誘致側は簡単に「万全を期する」と言うことでしょう。しかし現実問題として、これを取り締まる警察は暴力団対策など組織を挙げて対策を講じなければなりません。当然カジノ施設とその周辺にこの力を傾けることで、県内全体の治安維持が弱体化し、犯罪件数も大きく増えることになります。
さらに私が最も問題とするのが、自らの経験に基づく「公明正大」さです。私はかつて競艇の収益金を国内外の公益事業に支援する仕事にも就いて組織改革に努めてきました。そこでは様々な理由により税金では行うことができない、「日本という国家がどうあるべきか」という見地から、高度な公益性と効率性にあえてこだわってきたのです。
一方で今回のカジノは誘致段階からしてあまりに不純です。加えてマイナス面を考慮しないばかりか、国や自治体に入る以上のお金が海外に流れるのを黙認しています。これではあえてギャンブルを事業として扱う深い意味を、まるで理解していないのは明らかです。
まさに政治家の倫理観が問われています。
神奈川県議会議員 赤野たかし事務所
横浜市青葉区美しが丘4-1-1-101
TEL:045-517-4476
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「社会保障政策」の責任者として4月4日 |
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