青葉区版 掲載号:2020年2月6日号 エリアトップへ

横浜市予算案 6年ぶりのマイナス編成 IR推進に4億円

経済

掲載号:2020年2月6日号

  • LINE
  • hatena

 横浜市はこのほど、2020年度の予算案を発表した。一般会計の予算規模は1兆7400億円で、新市庁舎や横浜環状北西線の整備など大型事業が終了したこともあり前年度比1・2%の減、14年度以来のマイナスとなった。一方、IR(統合型リゾート)の推進(4億円)や新劇場の検討(2億円)、旧上瀬谷通信施設地区での国際園芸博覧会に向けた取組(28億6700万円※同地区整備費含む)などは大幅な増額となっている。

新劇場検討費を計上

 一般会計の歳入は、市税が前年度比65億円(0・8%)増の8461億円で、5年連続の増収を見込むものの伸び率が鈍化。個人市民税は給与所得納税者が増えたことで139億円(3・4%)増の4177億円。法人市民税は税制改正などが影響し116億円(19・6%)減の475億円となり、個人分の増が法人分の減を吸収するかたちとなった。借金にあたる市債は「中期4か年計画」で掲げた18〜21年での均衡確保のため、525億円減の1267億円に抑えた。不足分は、借金返済積立の「減債基金」から200億円、貯金「財政調整基金」からも36億円を拠出する厳しい予算編成に。

 歳出は人件費が111億円増の3713億円。扶助費は保育・教育の給付増などで161億円増の5206億円。市民利用施設運営などの行政運営費は前年度同2700億円、施設等整備費は新市庁舎や横浜環状北西線の整備終了もあり470億円減の2016億円。

大雨対策100億円

 林文子市長は1月29日の会見で、人口減少による社会保障費の財源確保に危機感を示し、将来を見据え賑わい創出や魅力を向上させることで新たな財源確保へ道筋をつけたいとした。また財政基盤強化の重要性を指摘しカジノを含むIRの誘致は、その手段の一つと説明。IRには事業者公募・選定、区域整備計画の策定、市民説明会・シンポジウム開催、広報、公募参加事業者の調査などに4億円を計上した。

 他にも東京五輪・パラリンピックの円滑な実施に12億4200万円、将来に向けた医療機能の確保に4億6900万円、現市庁舎跡地利用を含む関内関外の活性化に36億8500万円、中学校昼食「ハマ弁」の喫食率向上に11億9千万円、局地的な大雨などへの対策推進に100億1700万円をつけている。

青葉区版のトップニュース最新6

健康、子育て、防災に注力

2020年度青葉区予算案

健康、子育て、防災に注力 経済

自主企画事業に1億円

2月13日号

過去最小の水準に

2019年市内出火率

過去最小の水準に 社会

火災件数も減少傾向続く

2月13日号

障害者就労の価値高める

NPO法人エキープ

障害者就労の価値高める 社会

地域も協力し事業所新設

2月6日号

子育て支援に横の広がり

青葉区

子育て支援に横の広がり 社会

つながりフォーラム開催

1月30日号

作業所の魅力向上めざす

アオバリ

作業所の魅力向上めざす 社会

地域住民と集会を初開催

1月30日号

「指定ごみ袋制」検討へ

横浜市

「指定ごみ袋制」検討へ 社会

環境への配慮も背景に

1月23日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月6日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 9月5日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

落語と講談の競演

落語と講談の競演

3月15日 山内地区センター

3月15日~3月15日

青葉区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

  • 社会で生きる個性を育てる

    コラム「学校と社会をつなぎ直す」【2】

    社会で生きる個性を育てる

    桐蔭学園理事長 溝上慎一

    2月13日号

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年2月13日号

お問い合わせ

外部リンク