青葉区が2020年度に行う自主企画事業の予算案と概要がこのほど明らかになった。予算案は1億541万2千円で、19年度から534万8千円減少した。「健康」「子育て」「防災」を主要事業とし、「住みつづけたい・住みたいまち」を目指す。
自主企画事業は市民局の「個性ある区づくり推進費」の中に位置づけられ、地域の身近な課題やニーズに、迅速、きめ細やかに対応するために実施するもの。青葉区は将来にわたって「住みつづけたい・住みたいまち」であり続けるために5つの柱=表参照=に沿った取組みを進め、「つながり」を育み「健やかさ」「安心感」「魅力」を高めていくとしている。
5つの柱の中で、主要事業として推進するのが「健康」「子育て」「防災」。健康では、「あおば健康スタイル」の推進を掲げ、オーラルフレイルの予防普及啓発やウオーキングマップを充実させ、気軽に取り組める健康づくりを促進。子育て面では「あおばこどもシステム」を推進。幼児期の発達に応じた親の関わり方を学ぶ「親育ち講座」や異世代交流による青少年育成などを新たに実施しながら、子育てしやすいまちを目指す。
防災では、災害発生時に必要となる知識や行動を学ぶ体感型防災啓発事業を新規に実施するほか、防災マップの更新や浸水想定区域等の世帯を対象とした講座で自助・共助の啓発を強化する。
そのほかにも、地域福祉保健の推進や商店街活性化、まちの魅力アップ、自然と調和した多世代が住みやすいまちづくりなどの継続事業を含め、さまざまな施策が盛り込まれている。
区予算を含む横浜市の20年度予算案は現在開会中の市会定例会で審議されている。
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