神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2020年6月11日 エリアトップへ

4月1日に青葉消防団長に就任した 横溝 尚樹さん 新石川在住 65歳

公開:2020年6月11日

  • X
  • LINE
  • hatena

継いでいく、区民の安心

 ○…まちの防火・防災に努め、いざ火災が発生すれば現場に走る消防団。32歳で入団して以来、区民の安心安全に尽力し、今春から団員451人を束ねる団長になった。近年は災害時の救出、避難誘導も大きな役割。今後起きるであろう震災に対応するためにも、新入団員の確保に力を入れていく方針だ。

 ○…新石川で代々続く農家の長男に生まれ、後を継ぐべく、山内中卒業後は農大一高、農大へと進学。卒業後は花き農家として歩み始めるも、都市化の流れもあり、不動産管理業に切り替えて現在に至る。子ども時代、家の周りは山や畑ばかり。「当時はやんちゃ坊主」と笑い、遊び場は驚神社だったとか。地元で生活し続けてきた中で消防団にも自然な流れで入団。父親が団員だったこともあり、地元で協力していかなければと思いを固めた。「今でも先輩に頭が上がらない」と笑いつつ、長年続けてこられたのは仲間との絆があってこそだと振り返る。

 ○…現在は妻と2人暮らし。ひと昔前は出動依頼の電話が昼夜を問わず鳴り、家で待つ妻にも連絡網などで苦労を掛け、「大変だっただろう」と感謝を口にする。出動やまちの見回り、年末年始は特別警備で夜も遅い。そんな背中を見て育った長男も消防団に。「3代続けて消防団員」と照れ笑いの表情をつくる。

 ○…入団直後、消火活動の手際を競う消防操法技術訓練会に出場するため、猛練習したことが思い出。来年、市内20の消防団が参加する訓練会で最優秀隊を青葉消防団として狙いたいと、にやり。厳しい訓練を乗り越えて活躍することが団を盛り上げ、新しい仲間を迎える素地になる。時代は変わっても、まちを守る消防団の役割は変わらない。思いを受け継ぎ、次世代へ繋いでいく。

青葉区版の人物風土記最新6

桑名 俊二さん

学校歯科医を45年間務め、このほど定年となる

桑名 俊二さん

美しが丘在住 75歳

3月28日

山本 章さん

3月20日で設立1周年を迎える社会福祉法人「あおばの実」の理事長を務める

山本 章さん

桂台在住 78歳

3月14日

宮原 洋明さん

中里地区青少年指導員の会長としてヒコーキ大会の運営にあたった

宮原 洋明さん

大場町在住 68歳

3月7日

冨樫 剛一さん

2月1日から横浜F・マリノスユースの監督を務める

冨樫 剛一さん

すすき野出身 52歳

2月29日

岡﨑 萌々(もも)さん

第78回市町村対抗かながわ駅伝に横浜市代表として出場し、優勝に貢献した

岡﨑 萌々(もも)さん

青葉区在住 16歳

2月22日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市南区在住 59歳

2月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

  • 目のお悩みQ&A

    コラム㊺専門医が分かりやすく解説

    目のお悩みQ&A

    『網膜剝離と診断されましたが、どんな治療が必要になるのでしょうか?』

    3月28日

  • おばあちゃん先生の子育てコラム

    おばあちゃん先生の子育てコラム

    第43回 「一人で悩まず、一緒に子育てしていきます」

    3月28日

  • 教えて!職人さん

    教えて!職人さん

    vol.9 塗装業も歯科医も「専門家」を選ぼう

    3月21日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook