横浜市教育委員会は7月30日、市立恩田小学校で2015年度以前の卒業生台帳を誤廃棄した可能性があると発表した。
市発表によると、現在不明となっている台帳は1987年度から15年度までに同小を卒業した児童の情報で3043人分。台帳には氏名や生年月日、当時の住所、保護者氏名、卒業年月日、卒業証書番号が記載されているが、30日時点で、個人情報流出の被害報告はないという。台帳は卒業証明書の発行に使用するが、なくても証明書の発行は問題ない。
誤廃棄問題は6月下旬、現校長が台帳の確認を副校長に指示した際に発覚。7月3日から全教職員で捜索しているが、見つかっていない。紛失経緯を確認する中で16年度末の文書廃棄時に見かけたとの情報もあり、誤廃棄した可能性が高い。
市教委は台帳がなくても学籍に関する記録等を用いて「卒業生記録一覧」を作成し、証明書の発行に不便が生じないように対応すると説明。また、再発防止に向けて文書保存に関する研修を行うなど適正な文書管理を徹底するとしている。
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