児童の通学を見守ろうと4月に嶮山小学校(山口昭代校長)で発足した学援隊。コロナ禍でメンバーが一堂に集まれない状況が続いていたが、10月1日に初の顔合わせを実施=写真。揃いのジャンパーも着用し登下校の安心安全に向け気持ちを新たにした。
学援隊は、地域住民らによる嶮山小の学校ボランティア「フレンドくんの会」(桐井幸雄会長)と、昨年度末に閉校したすすき野小学校の学援隊メンバーなどを中心に構成。すすき野小児童は一部が嶮山小に通っていることもあり、旧すすき野小学援隊メンバーが「嶮山小のために何かできないか」と嶮山小に声を掛けたことも発足のきっかけだったという。
元々、嶮山小ではPTAの保護者が見守り活動をしていたが、現在は学援隊の計23人のメンバーも毎日の通学を見守っている。隊長の内海清子さんは「旧すすき野小学援隊のお智恵を借りながら、嶮山小として安心安全を見守っていければ」と語り、桐井会長は「地域のパワーで子どもたちのために一生懸命活動したい」と改めて抱負を話している。
「変わらず立つこと」
長年、すすき野小で見守りを続けてきた旧学援隊。メンバーの1人は閉校によって「生活の一部だった活動がなくなり、メンバーそれぞれが悩んだ」と明かす。その上で「学校が変わり不安な子どもたちに、変わらず通学路に立つことで少しでも安心してもらいたい」と嶮山小でも活動を続ける思いを話している。
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