藤が丘幼稚園の年長園児が11月17日、鴨志田消防出張所を見学し、消火体験などを行った。
まちで働く人の仕事を見て感謝の気持ちを育もうと毎年実施されている同行事。当日は救急車とミニ消防車がそれぞれ出動する場面も。今しがた、仕事の説明をしていた消防士が目の前で着替え、出動していく様子を園児たちは真剣な眼差しで見守っていた。
また、今回は練習用の消火器を使い、消火体験も実施。「本当の火事の時、火を消すのは大人。みんなはまず逃げること」と心構えを聞きながら、初めて消火器を触った園児たちは火に見立てたカラーコーンに狙いを定めていた=写真。
同出張所の東英大さんは、園児から消防士になった理由を尋ねられ、幼少時に阪神・淡路大震災に遭ったことを説明。両親から消防士に助けてもらったと聞き、「人を助ける仕事はかっこいいと思って」と話すと、園児たちもうなずきながら聞いていた。
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