第99回全国高校サッカー選手権大会の神奈川県2次予選決勝が11月28日、ニッパツ三ツ沢球技場で行われ、青葉区鉄町の桐蔭学園高校が桐光学園高校を3対2で下し、3年ぶり10度目の優勝を飾った。桐蔭学園は12月31日から始まる選手権大会に県代表として出場する。
3年前と同一カードとなった決勝戦。相手は6年連続決勝進出の桐光学園だが、主導権を先に握ったのは桐蔭学園。前半6分、ゴール正面でラストパスを受けたFW立石宗悟選手(2年)が右足を振り抜き、2次予選で4点目となる先制点。そのまま前半を1対0で折り返す。後半7分、桐光学園は得意のセットプレーから同点とするも、直後の11分、桐蔭学園のFW長澤圭剛選手(3年)が中央から抜け出し、GK頭上を越すゴールで再びリード。後がない桐光学園も後半15分、土壇場で再度追いつくなど、決勝にふさわしい緊迫した展開で延長戦へ。
2度のリードを追いつかれた桐蔭学園だったが、延長前半の終了間際、相手ゴール前でパスを受けた立石選手がペナルティエリア内にドリブルを仕掛け、PKを獲得。これをDF青木祐人選手(2年)が冷静に決め、決勝点に。大型選手の多い桐光学園のパワープレーもしのぎ切り、全国の切符を手に入れた。
試合後、桐蔭学園の中島駿乃介キャプテン(3年)は「ただただ、うれしい。きつい戦いだったが、勝ち切れて良かった」と話しながら、守備の甘さが出たことを課題に挙げ、「全国優勝に向けてトレーニングしていく」と話した。八城修監督も「精神、技術ともに未熟なので、鍛え直して全国に臨みたい」と意欲を語っていた。
初戦は31日
選手権の初戦は31日、等々力陸上競技場で福岡県代表の東福岡高校と対戦。午後0時5分開始。
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