学問の神様、菅原道真を祭る鉄町の鐵(くろがね)神社で1月25日、伝統行事の「天神祭」が行われ、地域住民や鉄小学校の児童らが参加した。
神奈川県の無形民俗文化財指定の「鉄の獅子舞」でも知られる同神社。天神祭は菅原道真の命日にちなんだ神事で、同地域では年初めの祭りとして親しまれている。
当日は式典のあと、古くなった鉛筆や筆を燃やして供養することで学業成就や書の上達を願う「筆供養」も実施され、同校の6年生児童が代表として参加。神社総代の坂田清一さんや鉄町内会の金子茂文会長とともに玉串を奉納し、神妙な面持ちで祈願した。
また、境内にある鉄文化会館では同校児童157人による書き初めや、地域住民が描いた絵画などを展示。児童たちは自分たちの作品を見ながら和気あいあいと感想を語り合っていた。坂田さんは「小学生の頃から地域の行事に親しんでもらえるのは大変ありがたい。これからも学校と協力して地域の伝統を守っていきたい」と話した。
青葉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>