青葉警察署は2月24日、区民に交通安全を呼び掛けるための同署入口前にある看板を新しくした。
看板は同署と青葉交通安全協会、安全運転管理者会、青少年交通安全連絡協議会が協力し、標語と共に今年の干支のイラストを掲示しているもの。
標語は自転車のマナー向上を目的に、交通安全年間スローガン「自転車に 乗るならきみも 運転者」を採用。イラストは区内唯一の美大である横浜美術大学の学生に毎年依頼し、今年はイラストレーションコース3年の伊藤美月さんが描いた。
伊藤さんは、牛が自転車に乗っているイラストを描いた。特にこだわったのは鮮やかな色味。「絵本のような可愛らしい世界観で目に留まるようにした」といい、「牛が自転車を漕ぐとき、手足の長さが不自然にならないようにするのが難しかった」と話した。
伊藤さんは同日、区民の交通安全への啓発に貢献したとして櫻庭嘉洋署長から感謝状と記念品が授与された。
同署管内では昨年、自転車が関係する事故が116件発生。歩行者と自転車の人身事故は11件だった。
櫻庭署長は伊藤さんのイラストに感謝を述べつつ、「住民が看板を見て気を付けることで、結果的に事故が減れば」と話した。
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