荏田西小学校児童の登下校を地域住民で見守る「えだにし学援隊」が先月で15周年を迎えた。隊長を務める守屋富美子さんは「今後も学校・保護者と連携して児童の安全を守りながら、隊員にとっても楽しいライフワークになるよう努めていけたら」と語る。
大阪府の小学校で起きた殺傷事件などを背景に当時のPTA会長だった守屋さんらが15年前に発足させた学援隊。当時、登下校の見守り団体は区内でも5校ほどだったといい、旗なども手作り。同校に通う児童の保護者でもあった守屋さんは「地域の方が背中を押してくれ、ここまでやってこられた。あっという間でした」と振り返る。
現在22人がボランティアで活動。多くは、孫が同校へ通学していることから参加したメンバーで、学区内の交差点などに立って児童を見守る。発足当初から続ける鈴東美智則さんは「みんな子どもたちに元気をもらい、生きがいに感じてやっている」と笑顔で語る。
同校の遠藤淳子校長は「15年の重みに子どもたちへの深い愛情を感じる。児童、卒業生も地域に守られて育つことができ、本当に感謝」と話していた。
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