市立山内小学校6年1組の児童が食品ロスを減らすためにメニューを考案。実際にあざみ野のワインバー「オリバル」と肉料理専門店「カルネの星」で期間限定メニューとして販売する予定だ。
同クラスでは給食の食べ残しが多いことから総合的な学習の時間で1年間、食品ロスについて学習してきた。全クラスの食べ残しを調べたり、給食のミネストローネでは食材を細かく刻み食べやすくするなど、調理方法を工夫して食べ残しが減るよう試行錯誤した。
今回は、地域の人にも考えてもらう機会になればと、苦手な人の多い食材を食べやすくしたり、食品廃棄物を減らすメニューを考案。地元の2店に協力を依頼し、4月頃から販売を始める。
オリバルで試食
2月26日には児童7人がオリバルを訪れ、児童が考えたメニューを黒沼勤店長が再現し、児童に振舞った。オリバルのメニューは苦手な児童が多いピーマンとニンジンを食べやすくするため生ハムで巻いた「生ハム包みのピーマン」、捨てられる煮汁を活用した「角煮丼」など。児童は静かに、時折メモを取りながら食べ、食後には「そのまま実現して嬉しかった」「想像を超えた」となどと嬉しそうに話していた。
黒沼店長は「少しでも食に興味を持ってもらうきっかけになれば」と語った。
一方カルネの星ではキノコ、ナス、セロリを豚肉で巻いて揚げた「豚肉巻き」、オレンジの皮を捨てずに活用した「オレンジシャーベット」などを提供する。
両店とも児童が考えた食育を進めるメニューもあるという。
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