新型コロナウイルス・ワクチン接種体制の整備に向けて 県政報告 感染症対策がまずは最優先! 自民党 県議会議員 内田みほこ
コロナ対策1522億円
新年度予算案の審議が続いていますが、限られた財源から事業を徹底的に見直し、新型コロナウイルス対応に総額1522億円あまりが重点的に配分されています。
具体的には医療提供体制の維持と感染拡大防止として、病床の確保(2300床)の支援や検査体制の整備、コールセンター運営などの事業に充てられています。
ワクチン接種始まる
ワクチン接種については国が示す優先順位に基づき、県下では2月から医療従事者等への接種が始まっています。次に対象となるのは65歳以上ですが、第1弾の高齢者分としてワクチン44箱が4月5日の週から19日の週までに県内の各市町村に配送されることも決まり、4月12日以降に接種が始まる見込みです(3月11日時点)。一方、44箱ではワクチン4万2900回分にしかならず、1人2回の接種が必要だとすると数はまだまだ足りません。しかし、今後の配分も見据えて県民が迅速・円滑に接種を受けられるように市町村支援など事前に整えておくことが重要です。
基礎疾患のある方は
高齢者の後は、基礎疾患を持つ人が優先となります(接種時期未定)。慢性の呼吸器疾患や心臓病(高血圧含む)、腎臓病、糖尿病、肝臓病、血液の病気、がんなどの免疫機能が低下する病気、神経疾患等、染色体異常、重症心身障害、睡眠時無呼吸症候群などが対象となり、いずれも通院や入院していることが条件です。また、肥満の程度を示す「BMI」が30以上の人も対象です。
優先順位対象者の接種が終わると、最も多い一般県民となりますので、混乱が生じないように、より一層、情報伝達や対応をスムーズにしなければなりません。予約方法やシステム構築などは国の取り決めを土台に各自治体が決めていくべきことですので、県から国への要望も含め、私も各スキームに重点を置いて注視してまいります。
|
<PR>
|
|
「社会保障政策」の責任者として4月4日 |
|
|
|
|
<PR>