カジノ予算3・6億円に反対 横浜市会議員 藤崎浩太郎の市政報告
3月23日の市会本会議で2021年度予算案の採決が行われました。予算案にはカジノ・IR推進の費用として3億6千万円が計上されていましたが、7割近い方が反対しているカジノ・IRを一方的に推し進めることに反対です。私は会派を代表し、予算案の反対討論を行いました。
市民に寄り添わない市長
今年1月に19万3193筆の署名によって、カジノ・IR誘致の是非を問う住民投票条例が市会に提案されましたが、市長は「住民投票を実施することには、意義を見出しがたい」と意見をつけ、私たちの賛成も届かず反対多数で否決されました。元々は市長選挙の際に誘致を「白紙」とし、民意を問わずに当選した市長が、市民の声を直接問う住民投票条例に意義を見出しがたいとはあるまじき意見でした。
現状ではカジノ誘致をした場合のリスクや、誘致を撤回した際に想定される事業者の損害賠償請求がどの程度予想されるかなど未だに議会に示されていません。仮に税金で賠償が行われれば、その責任を負うのは市長ではなく市民です。今夏に市長選が行われるタイミングでカジノ誘致を進めるべきではありません。
長期的に財政が悪化する市政において市民の信頼は必要不可欠です。市民に対し事前に十分な情報を開示し、合意を得なければ信頼されるはずがありません。信頼できる市政の回復が必要です。
|
|
「社会保障政策」の責任者として4月4日 |
|
|
|
|
<PR>