市内企業の景気は秋から上昇の兆しか--。横浜市は6月18日、第117回景況・経営動向調査(2021年4-6月期)の結果を発表した。前期(1-3月期)よりも上向き、来期(7-9月期)はほぼ横ばいで推移するも、再来期(10-12月期)は上昇する見通しとなった。
自社の景況を判断する指標「自社業況BSI」は全産業でマイナス36・1となり、前期よりも8・4ポイント上昇した。新型コロナの影響後で最も低い数値マイナス64となった20年4-6月期から上昇しているものの、依然としてマイナスが続いている。
企業規模別にみると、大企業の今期はマイナス13・1で前期よりも21ポイント上昇し、大幅に上向いた。中堅企業はマイナス25・3で13・9ポイント上昇した。一方、中小企業はマイナス40・9と前期より6・3ポイント上昇したものの、回復に向かっては大企業との差が開く形になった。
業種別でみると、最も厳しいのは「飲食店・宿泊業」でマイナス100・0で来期の見通しもマイナス90・9となった。一方、最も良いのは「情報サービス業」のマイナス10・7で、延期していた工事の完了や長期契約のためコロナ禍の影響を受けにくいといったことなどが要因に挙げられている。
|
<PR>
青葉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
映画で学ぶ英会話4月18日 |
|
<PR>