ひきこもり支援説明会
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認知症の人が暮らしやすいまちづくりに取り組む、あざみ野商店会協同組合(黒沼勤代表理事)は8月18日、同様の活動を先駆的に行う神奈川区の六角橋商店街連合会(石原孝一会長)と姉妹商店会(街)となる協定を結んだ。今後は認知症啓発を軸に、地域の課題解決などについても連携していく。
あざみ野商店会は、2020年9月から地域ケアプラザ、地区センターなどと協働で地域の認知症ケアについて協議してきた。桐蔭学園も参画し、21年2月には「やさしい街あざみ野実行委員会」を設立。「認知症の人にやさしい街プロジェクト」を推進してきた。商店会会員向けの認知症サポーター養成講座を実施するなど、認知症の人が来店した際の対応などを学んでいる。
一方、六角橋商店街を含む六角橋地域では「オレンジプロジェクト」と題して認知症啓発事業を16年から開始。あざみ野商店会は先行して活動していた同地域を視察してノウハウを学びながら、現在まで交流を続けてきた経緯がある。
今回の協定は9月の世界アルツハイマー月間を前に締結したもので、両商店会(街)は同月間のシンボルカラーであるオレンジをキャンドルの灯りに見立てた「キャンドルナイト」をそれぞれ実施し、連携を深める予定だ。今後は認知症に関する分野ほか、地域の振興も含めて協力をしていくという。
六角橋商店街で協定の締結式が行われ、あざみ野商店会の黒沼代表理事は「(さまざまな内容で)連携を模索して、(お互いに)より良いまちを目指していけたら」と期待を込めた。石原会長は、「地域活性化のため、情報交換などを通して互いに刺激しあっていきたい」と語った。
協力店舗拡大目指す
あざみ野商店会では現在、認知症サポーター養成講座を受講した店舗にステッカーを掲示している。黒沼代表理事は「コロナ禍で講座の開催が思うようにいかない状況もあるが、会員さんに呼びかけ、順次店舗を増やしていきたい」と語った。
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