青葉区版 掲載号:2022年1月13日号 エリアトップへ

小澤区長インタビュー ICTでコロナ禍対応 情報発信や事業に活用

政治

掲載号:2022年1月13日号

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就任2年目の小澤区長
就任2年目の小澤区長

 2022年を迎え、本紙では青葉区の小澤明夫区長に区政インタビューを行った。小澤区長はコロナ禍の長期化を踏まえ、ICTを活用した情報発信など、新しい取り組みを語った。 (聞き手/佐藤信彦)

 ――昨年の振返りを。

 「皆様、あけましておめでとうございます。昨年は一昨年に引き続き、コロナ対応に追われた1年でした。区役所では区民の皆様の生活を守るために、保健所業務のひっ迫やワクチン集団接種会場の運営などに対して区役所全体で応援体制をつくり、職員一丸となって取り組みました。多くの感染者が区内で発生する時期もありましたが、医師会をはじめとした医療関係者のご尽力や、区民の皆様の感染拡大防止へのご協力により、何とか1年を乗り越えることができました。本当にありがとうございました。

 また、東京2020オリンピック・パラリンピックでは、区内にキャンパスのある日本体育大学の在学生・卒業生ら、青葉区にゆかりのある選手が大活躍されました。区民の皆様もその活躍に勇気づけられたことと思います。現在開催されている『第8回青葉区民マラソン大会』でも、大会アンバサダーとしてボクシング金メダリストの入江聖奈選手に盛り上げていただいています」

密にならない企画

 ――コロナ禍にあって推進した事業は。

 「対面での活動や人が集まる行事が実施しにくい状況の中、区民の皆様が何を必要としているのかを考えました。例えば子育てに関しては、外出自粛等の影響で環境が大きく変わっています。そこで、公立保育園の保育士が親子の時間を楽しくするようなコンテンツを企画し、定期的に配信するユーチューブチャンネル『なしかちゃんねる』を開設したり、現役保育士と1対1でZoomを使って子育てについて話ができる『子育てトーク』を実施しています。

 また、横浜市が考案したロコモ予防トレーニング『ハマトレ』ですが、コロナ禍の体力低下予防になればと体験会も実施しました。この体験会は1カ所に大人数を集める従来の形式ではなく、地域ケアプラザなど区内12カ所の会場をZoomで結び、分散しつつ、より自宅の近くで参加しやすいように企画しました。

 昨年度は中止となった青葉区民マラソン大会も、大人数が密になって走ることのないようオンラインで復活しました。今回はコロナ禍で大変な思いをされている商店街を応援しようと、上位入賞者に『商品詰め合わせセット』のプレゼントを用意したほか、参加賞として商店街を巡る『お散歩まっぷ』を配布して来店につなげる取り組みもしています。また、参加者に『商店街応援ステッカー』を送付し、応援メッセージを直接届けられる仕組みとするなど、商店街の力になるような大会となっているので、ぜひ応援してください」

SNSでつながり

 ――人や地域の関係の希薄化が懸念されます。

 「コロナ禍で人と人とのつながりづくりが難しくなる中で、区民同士がICTを活用してコミュニケーションできるような取り組みを進めました。具体的には地域SNSアプリ『ピアッザ』に青葉区エリアを開設し、SNS上で区民の皆様同士が暮らしの情報をやりとりしたり、ちょっと困った時に相談しあったり、使わなくなったモノを必要としている人に譲ったりすることができるようになりました。

 一方、ICTの活用が不得手な方もいらっしゃいますので、ボランティア団体向けにウェブ会議を活用する講座を行ったほか、活動を発信するための動画作成や公開までを学ぶ講座なども実施しました」

「健康」「つながり」などに注力 来年度の区政運営で

 ――近年は情報発信に力を入れています。

 「コロナ禍で家から出られない期間があったほか、回覧板も感染防止の面で使いづらいなど、区政情報を区民の皆様にお届けすることが難しくなっています。青葉区では『広報よこはま青葉区版』や『青葉区ウェブサイト』『青葉区公式ツイッター』など他区と同様のツールに加え、『あおバリューTV』『あおバリューRadio』『FMサルースアプリ』と多くのメディアによる情報発信に努めてきました。これらに、先に述べたユーチューブやZoomなど、ICTをさらに活用して情報を発信し、より多くの区民の皆様に情報をお届けできるようにしています。

 また、地域行事も昨年の後半から少しずつ行われるようになり、私自身も区民の皆様と顔を合わせた交流ができるようになってきました。その際に感じたことを青葉区のウェブサイトやツイッターで『区長メッセージ』として発信しています。皆様の活動を共有させていただくことで、他の地域の活動につながれば、と思っています」

来年度は3テーマ

 ――新年度事業の考え方は。

 「長期にわたるコロナ禍は、区民の皆様の生活に大きな影響を及ぼしています。昨年実施した『コロナ禍における生活様式の変化に関するウェブアンケート』においても、健康管理や地域社会とのつながりの重要性を意識するようになったと答えた区民の方が多くいらっしゃいました。これらを踏まえ、来年度は区政運営のテーマに『健康づくり』『つながりづくり』『地域活動・経済の活性化』を考えています。

 『健康づくり』では運動や食生活、健康チェックを柱とした『あおば健康スタイル』などの推進を通じて、誰もがいきいきと、健やかに暮らせるまちづくりを進めます。

 『つながりづくり』では高度な専門知識や経験をお持ちの方が、それを生かしてボランティア活動を行う『プロボノ』の実践講座など、新たに活動したい人同士や人と地域がつながるような事業を展開していきます。

 『地域活動・経済の活性化』では区民活動支援センター事業や商店街が実施するイベントの支援などにより、地域の活力を高めていきます。これらの取り組みを通じて、区民の皆様の生活が安全・安心で充実したものになるようにしていきたいと考えています」

感染防止対策を

 ――区民に向けては。

 「オミクロン株の市中感染など再び感染が拡大しています。区民の皆様には混雑している場所や時間を避けた外出、できる限り少人数での行動を引き続きお願いします。コロナ禍はいつか必ず終わりますので、それまで手指消毒やマスク着用など基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。その上でウオーキング・体操などによる健康づくりや地域活動によるつながりづくりを進めていただきたいと思います。

 今年は3年に1度の区民意識調査を実施する年です。区民の皆様の声を丁寧に聴き、社会情勢の変化に柔軟に対応しながら、青葉区が将来にわたって『住みつづけたい・住みたいまち』であり続けられるよう、職員一同、一丸となって取り組みますので、ご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします」

区政運営を語る小澤区長
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