野村證券(株)たまプラーザ支店は1月18日、顧客を対象としたオンラインセミナーで特殊詐欺の注意喚起を行った。
これは、県内でオレオレ詐欺や還付金詐欺の被害が依然として多いことを受け、神奈川県警に協力を依頼し実現したもの。当日は「県内における特殊詐欺の現状と対策」と題し、担当の警部が講師となり被害状況と実例を交えて講演した。
講演によると、県内の特殊詐欺認知件数は近年は減少傾向にあるが、暫定値で昨年1年間で1461件発生、被害額は約25億5900万円に上る。被害者の9割が「自分は被害に遭わないと思っていた」と話す一方で、手口の高度化や油断が合わさっている現状も説明。常時留守番電話に設定しておくことや、迷惑電話防止機能付き電話機を設置することが対策として効果的だという。
また、青葉区では還付金詐欺の被害が1年間で17件と県内でも特に多く、警部は「役所からの電話で還付金がATMから返ってくることはない」と呼びかけていた。
一方、同支店は「タンス預金は銀行等に行く必要がないため詐欺だと気づきにくい。金融機関に預けておくのも1つ方法」と話していた。
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