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青葉区版 公開:2022年1月27日 エリアトップへ

美しが丘 その場で聴く 街の変遷 12カ所に二次元コード

コミュニティ社会

公開:2022年1月27日

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同実行委員とツアー参加者たち(上)、二次元コードを読み取る参加者
同実行委員とツアー参加者たち(上)、二次元コードを読み取る参加者

 美しが丘の街の変遷を住民の声で記録しようと活動している「街のはなし実行委員会」がこのほど、歴史や思い出をその場所で聞けるように、二次元コードをプレートに刻んで12カ所に設置した。1月23日には地域住民らを対象にプレートを巡るツアーも行われた。

 実行委員会は今まで、美しが丘に深いつながりのある幼稚園児から80代までに「街の中の好きな場所はどこですか」という質問からインタビューを行い、エッセイとして編集し、個人の思い出を街の歴史として記録。内容は冊子「街のはなし」としてまとめてきた。この活動は元々、アーティストの谷山恭子さんが企画し、始めたもので、地元住民が主体の実行委員会が活動を引き継ぎながら先日、最終号として9冊目の「街のはなし」を発行している。

 今回の取り組みは、これまで発信してきた紙やウェブ上だけではなく、街の中で地域の歴史として受け継いでいきたいと企画されたもの。インタビューしてきた100人の中から今後に残しておきたい12話を選び、朗読を録音。その話の中に登場する場所のそばに二次元コードが刻まれたプレートを設置し、スマートフォン等で読み取ると朗読を聞くことができる仕組みだ。

昔を知る機会に

 プレートの設置を受け、地域住民らを対象に「聴く街のはなしツアー」が1月23日に行われた。当日は老若男女含め21人が参加し、美しが丘1丁目から3丁目まで設置されている12カ所のうち6カ所を巡った。

 「住民たちの普段の生活からこぼれる生の言葉は、生き生きと街の成り立ちと社会の変化を物語っているように思います。朗読を聴き、今ある場所が空き地になってもその場所に宿る思いや街の来歴を楽しんでもらいたい」と同委員会の藤井本子代表は話す。参加者たちからは、「地域に関わっていきたいと思い、参加した。楽しかった」「出身地であっても、知らなかった過去のことを聴くことができたのは嬉しい」との声があった。また、「街を好きになるきっかけになれば」と藤井代表。

 設置場所が記載された地図は、さんかくBASEや、3丁目カフェ、美しが丘四郵便局等で配架。また、公式サイトから朗読を聞くこともできる。【URL】https://machinohanashi.com/

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