桐蔭学園高校バスケットボール部が、鶴見区内で迷子の男児を保護したとして4月28日、鶴見警察署の片山真署長から感謝状が贈呈された。
迷子を保護したのは同部の3年生10人。16日に川崎市立幸高校で行われた試合の帰り道、同区矢向5丁目の歩道で泣いていた5歳の男児2人を発見した。部員は迷子だと直感し、2人は男児が安心できるように話しかけ、残る部員は最寄りの交番を探すなど、普段の練習で培ったチームワークで対応。男児を矢向駅前交番に送り届けた。保護者と男児は交番で再会できたという。
同部の山本宙来(そら)キャプテンは「泣き叫んでいて大丈夫かな、と思った」と発見直後の様子を話す。踏切近くだったこともあり、危険も察知して迷いなく男児に声をかけたという。片山署長は「見て見ぬふりもできたはずだが、勇気を出して声をかけてもらった。非常に模範だった」と褒め称えた。山本キャプテンは「話しかけていなかったら(保護者と)会えなかったかもしれない。良かった」と振り返った。
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