ラグビー女子日本代表として5月のオーストラリア遠征で活躍した 高野 眞希さん 美しが丘西出身 26歳
次世代の道しるべに
○…5月のオーストラリア遠征にラグビー女子日本代表として参加。世界ランク5位のオーストラリア代表と戦い、歴史的初勝利に貢献した。「一人ひとりが責任を持ち、目の前のチャンスを逃さなかったことが勝利につながった」と喜ぶ。
○…兄と同じ青葉区の田園ラグビースクールに通い始めたのは年長時。当時は男子に交じり、試合に出ていたという。すすき野小から山内中に進学すると、ハンドボールに夢中に。シャイな性格で「女子だけのスポーツが楽しかった」と笑みをもらす。一度はラグビーから離れたものの、リオ五輪を観てラグビー熱が再燃。日体大で再びラグビーを始め、これまでW杯出場など活躍。現在は武蔵野市拠点のクラブチーム「横河武蔵野アルテミ・スターズ」に所属。一人暮らしで会社員として働く傍ら練習に打ち込む日々だが、休日は美しが丘西の実家で愛犬と遊ぶことが息抜きに。
○…「最終的に責任を取るのは自分」とやりたいことに挑戦することが信念。力試しに留学したニュージーランドでは子どもが公園で楽しんでいる様子や母親になっても代表選手で活躍している姿などラグビーが生活に溶け込んでいた。それを見て、高いレベルで競技に取り組むことだけではなく、ラグビーの楽しさを子どもに伝えていきたいと考えるように。まだまだ女子ラグビーの認知度が低い中、競技の魅力を広め、次世代につなげていくことも目標だ。
○…女子でも外国人選手とは20kgの体重差がある過酷なスポーツ。それでも「ポジションが多く、選手が役割を持ち自分の強みを生かしてプレーするのが面白い」。直近の目標は「10月のW杯に出場し、ベスト8。経験者としてチームを引っ張っていきたい」と力強く意気込む。
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