議会報告【2】 横浜の中学校給食は何が良い? 横浜市会議員 山下正人
学校給食は戦後の食糧難に制度化され、時代と共に共働き世帯の支援ニーズに変化しました。長年、給食制度の議論を積み重ねた結果、横浜市は財政的・物理的・時間的制約を勘案し、配達弁当方式で子育て世代を支援する事にしました。
しかし、経過を知らない山中市長が選挙公約で全員給食を掲げ、再び議論が混迷しています。
今までの検討状況は?
市内中学校は145校ですが、自校で給食室を作るには106校に敷地余裕がありません。近くの小学校で調理する親子方式も小学校に余裕がない為120校で困難です。建替等の機会を待っていると何十年も必要です。給食センターを作るには、418億円の建設費と6箇所の用地が必要で、現行の配達弁当も全中学生が食べるには5万食分の提供体制(47億円)の追加が必要です。
多くの課題がある中で改めて皆様の率直なご意見をお聞きします。上記LINEからアンケートにご協力願います。
※次回7月14日掲載予定
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2022年6月16日号