澤田代表（左）とペトロさん（右）
日本ウクライナ芸術協会（澤田智恵代表＝しらとり台在住）主催のバイオリンリサイタルが６月16日に緑区で開かれ、ウクライナから避難したサックス奏者ペトロ・イガラシさんが出演した。約３００人が来場した。
ウクライナの支援を続けている澤田代表。今回は経費を除く全収益を、ペトロさんをはじめとしたウクライナの音楽家支援に充てるため企画した。リサイタルでは、同国の民謡や楽曲を中心に演奏。朗読とのコラボも披露した。ペトロさんのソロもあり、会場は盛大な拍手に包まれた。
在日ウクライナ大使館のヴァディーム・シジャチェンコ一等書記官も来場し、通訳を通して「すばらしいコンサートをありがとうございます」を謝意を示し、「ロシアによる戦争は世界を敵と味方に分けてしまった。ウクライナは今、あらゆる支援を求めている」と述べた。瀬谷区から訪れた80代の夫妻は「ウクライナのことを知れる演奏会だった」と話した。
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