6月としては記録的な暑さが続き、横浜市内でも24日以降、10日連続で最高気温30度超えを観測(7月3日時点)。青葉消防署は熱中症対策を呼び掛けている。
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例年、5月頃から熱中症による搬送が見られるようになり、梅雨明け以降に増加するという。今年、関東甲信では平年より22日早い6月27日に梅雨明け。横浜で今年初めて最高気温30度超えが観測された24日は、市内で9人が搬送され、翌日には26人と急増。最高気温35度を超える猛暑日となった30日は61人だった。熱中症による搬送者数の集計が始まった5月1日から6月30日までに市内では335人、青葉区内では21人が搬送された(全て速報値)。
高齢者は特に注意を
青葉消防署の担当者は「外出の際は、涼しい服装で、帽子や日傘を活用し、暑いところを避けて歩いてほしい」と基本的な対策を呼び掛け。室内でも対策が必要といい、「特に高齢者は体温調節機能が低下し、暑さに気付きにくい。自分の体感より温度は高いと思って、室内の温度を確認するようにしてほしい。エアコンも我慢しないで」と話す。こまめな水分補給も重要で、一日あたり1・2リットルが目安という。
また、熱中症が疑われる際は日陰や涼しい場所に移動し、服装をゆるめ、わきの下を冷やし、水分補給をして体を冷やすことが大切という。青葉消防署の担当者は「熱中症警戒アラートが出た日は特に気を付けてほしい。また例年、高齢者の男性の搬送が多い傾向にある。より対策を」と注意喚起している。
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