寺家町在住のナシ農家、大曽根達也さん(72)が「令和5年度神奈川県果樹立毛共進会」のナシ部門で、最高位にあたる農林水産大臣賞を受賞した。5月31日にはJA中里支店で祝賀会が催され、近隣の農家らがお祝いに駆け付けた。
立毛共進会とは、各地区の優秀園を専門家が巡回審査し、果樹の品質や農園の管理状況などを比較しながら、総合的に評価するもの。神奈川県の果樹ではナシ、ブドウ、ウメ、カキの4部門が設けられている。
今回のナシ部門には横浜市内から10園が審査に参加し、その中で大曽根さんの果樹園が最も高い評価を得た。続く県の審査においても1位を獲得。4部門の1位から1園のみが選ばれる農林水産大臣賞にも輝いた。
大曽根さんはサラリーマンを経て、52歳の時に父の果樹園を継いで就農。以降20年にわたり、各種講習会などに通い、先達から教えを請いながら、ナシづくりにまい進してきたという。今回受賞したナシ園は、自身が一から手塩にかけて作り上げてきたものだ。
大曽根さんは「身に余る賞をいただけたのは、JA横浜や先人たちに勉強の機会をいただけたおかげ。素直に嬉しく思うと同時に、『浜なし』のブランドを傷つけないよう、今後も努力を続けていきたい」と話した。
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