嶮山小学校(河合智樹校長)の個別支援学級の児童22人が、子ども服を学校や地域から回収し、難民など服を必要としている人々に届ける取り組みを行っている。
これはユニクロなどのアパレルブランドを持つ(株)ファーストリテイリングが国連難民高等弁務官事務所と取り組む「”届けよう、服のチカラ”プロジェクト」の一環。プロジェクト自体は全国の小中学校と高校で2013年から行われている。
同小の個別支援学級では、総合的な学習の時間でSDGs(持続可能な開発目標)について学んでおり、児童が実践する機会を得ようと22年から同プロジェクトに参加している。今年7月にはユニクロ社員による出張授業を受講。リサイクルの意義や服が現地に届くまでの過程などを学んだ。
今まで集まった服の量は1年目で1500枚、2年目で1800枚となっており、今年は2000枚が目標とのこと。回収に際し、同小昇降口のほか、幼稚園や保育園、ケアプラザに児童が手作りした回収箱を設置。地域の掲示板80カ所に回収を呼び掛けるポスターを掲示している。
同小は10月19日(土)まで子ども服の回収を続けており、一般からも受け付けている。対象は60cmから160cmの洗濯済みの服で、迷彩や武器、ドクロ、血などの柄は不可。また、靴下・下着類や小物類も受け付けない。受付場所は午前8時30分から9時まで同小昇降口。
プログラムに参加する児童は「集めた服が難民の人たちの役に立ってくれたら嬉しい」と話している。クラス担任の高橋佑季教諭は「個別支援の子どもたちが、自分の思いや取り組みを発信する力を養う一助になれば」と実施の意義を述べた。
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